「プラチナ900」の価格は?純度別でどのくらい値段が違うの!?
世の中において
金に限らずプラチナはその希少性から
装飾品や投資目的に用いられています。
古くから通貨として使われてきた金に比べて、
投機目的の取引が多いのも特徴ですね。
身近な言葉で
「プラチナチケット」という表現も
希少性の代名詞とも言えますが、
何といってもその美しさに心惹かれます。
今回はそんなプラチナの
種類や価値についてまとめました。
プラチナとは?
プラチナは化学的に安定した金属であり、
王水(濃塩酸と濃硝酸の混合液)以外には
解けない物質です。
純プラチナは柔らかく黒みがかった白色で
白金(プラチナ)を
イメージするものに仕上げるため、
白い金属との合金を使用します。
そうすることで、
傷つきにくく加工しやすい、
「美しい白色のプラチナ」になるんです。
自動車の部品や触媒として使われるため、
世界の経済活動に影響を受けやすく
産出の中心が南アフリカのため、
現地でのストライキなどで生産停止になると、
価格が上がることもあります。
プラチナの利点として、
「純度が高い方が、
金属アレルギーを起こしにくい」
というの性質があり、
さらに詳しく「プラチナの純度」とは何かを
説明していきます。
プラチナの純度の種類とは?
「Pt」はプラチナの元素記号ですが、
プラチナの指輪やネックレスを見ると
小さく「Pt900」や「Pt950」
のような刻印があります。
後ろの数字がプラチナの「純度」を表し
千分率で表され全体を1000としたときに
プラチナの含有率を表現しています。
つまりPt900は
「900 / 1000 がプラチナを含む合金」
を意味しています。
プラチナを使った純度(品位)の規格は、
- 「Pt850」
- 「Pt900」
- 「Pt950」
- 「Pt999(Pt1000)」
が一般的に出回っています。
ただし、以前は宝飾品のプラチナは
「Pm」と表されることがあったので、
「Pm900」と表記してあることもあります。
プラチナの価格相場とは?
1g当たりのプラチナ相場は、
- 「インゴット=3464円」
- 「Pt999 = 3360円」
- 「Pt950 = 3187円」
- 「Pt900 = 3066円」
- 「Pt850 = 2892円」
でプラチナの純度が高ければ高いほど、
値段も上がります。
(2020年1月あたりの相場)
つまり、1ランクで
「100円~200円程度」
上がることが分かりますね。
割金(混ぜる金属。パラジウムや銅、
ルテニウムなど)にもよりますが、
一般的には純度が低い方が
価格が抑えられ、傷つきにくく
仕上げられます。
ただし、割金に使うパラジウムは
相場が高くなってきており、
Pt900よりPt950の方が
パラジウムを使った場合に安くなる
時期もありました。
プラチナを使った指輪を作るなら、
指輪の重さは3~6g程度ですので、
「原価は1万円から2万円程度」になります。
どうでしたか?
アクセサリー、指輪と言った贈り物、
投資のための購入など
様々な用途を持ったプラチナ。
みなさんも、現物の価値を意識して
購入、取り扱いを心掛けていきましょう。
この記事の監修者
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